私たち人間の生活の中には、猫にとって、食べたり、いたずらしたりすると危険なものが意外とたくさんあります。
健康や、命にかかわることも多いので、しっかりと把握しておくことが必要です。
今回は、猫の届かないところに片づけておくべきものや、気を付けたいポイントをご紹介します。

植物

観葉植物や切り花の中には、猫が食べてしまうと中毒を起こすものがたくさんあります。

家の中に置かないのが一番安全ですが、どうしても飾りたい場合は、その植物が猫にとって安全かどうか、しっかりと調べてください。

また、猫が開けることができないガラス戸の戸棚に飾ったり、生花をあきらめて造花を飾ったりするのもおすすめです。

造花にいたずらをされてしまわないか、注意は必要ですが、この方法ならば、猫ちゃんがいても、植物のある暮らしを楽しむことができます。

人間の食べ物・飲み物

植物と同じように、人間の食べ物や飲み物の中にも、猫が食べてしまうと中毒を起こすものがあります。

中毒を起こさないものでも、人間の食べ物は、猫にとって塩分が高すぎたり、味が濃すぎたりするので、欲しがっても与えてはいけません。

猫と暮らし始めたばかりの方や、これから猫を迎える予定の方は、食事を終えたらすぐに片づける習慣をつけましょう。

飲み物も、飲みかけで放置しないようにしましょう。

例えば、コーヒーやジュースなどを飲んでいる時にインターホンが鳴ったりすると、つい置きっぱなしでその場から離れてしまいがちですよね。

ほんの少しだから大丈夫だと思って置きっぱなしにして戻ってくると、猫が飲もうとしていたということも、よくある事例として考えられます。

のんびり飲んでいたコーヒーを机に置いていた際、追いかけっこをしていた猫が突進して、コーヒーがこぼれてしまい、猫の足もコーヒーまみれになるという惨事を、私も実際に経験したことがあります。

この時は、目の前にいたのですぐに対処できましたが、もしもその場を離れている時に起こったら、大変だったと思います。

みなさんも、お気を付けください。

出しっぱなしにしないことに加えて、猫がキッチンに入れないように、進入防止柵などの対策をとることもおすすめです。

ヘアゴムや輪ゴム

なぜか猫に大人気なアイテムですが、誤飲の危険が高いので、出しっぱなしにしないようにしましょう。

我が家の猫は、ヘアゴムだけではなく、細いヘアピンも大好きなので、いたずらをされないように気を付けています。

また、華奢なネックレスなどのアクセサリーも、注意が必要です。

ティッシュ

いたずらの定番ですよね!

手でティッシュを出し続けるスタイルの子もいますが、うちの子は噛んでティッシュを出し続けるスタイルです。

噛んでしまう場合、食べてしまう危険があるのでいたずらできないように工夫する必要があります。

我が家では、すべてのティッシュボックスを逆さにして置くようにしています。こうすると、猫がティッシュボックスをひっくり返してしまわない限り、いたずらをされません。

お悩みの方は、ぜひお試しください。

また、我が家の場合はごみ箱の中のティッシュもいたずらの対象でした。

猫がごみ箱をしょっちゅうひっくり返してしまい、とても困っていました。

そのため、現在は蓋付きのごみ箱を使用しています。

今のところ、猫がごみ箱の開け方を習得していないのでごみ箱の中身をひっくり返されることはなくなりました。

まとめ

猫が安全に暮らすためには、私たちが気を付けなければならないことがたくさんあります。

一般的に言われている気を付けるべきことに加えて、それぞれの猫の個性や体調に合わせて、気を付けたいこともたくさんあります。

この記事では基本的なことをご紹介したので、それぞれの大切な猫ちゃんに合わせて、ぜひいろいろな工夫をしてみてください。