床材って?

“ゆかざい”または“とこざい”と呼びます。
調べてみたところ正しい読み方は“ゆかざい”となっていましたが
筆者の通っていた動物の専門学校では“とこざい”と呼ばれていたので、呼びやすい方でいいと思います。

主な種類としては

・ペットシート
・キッチンペーパー
・新聞紙
・人工芝
・爬虫類用床材

などがあります。
次はそれぞれどういったものなのかを説明していきます。

ペットシーツ

犬や猫でよく使われているペットシーツです。
汚れたらシートごと捨てるだけなので掃除が楽で衛生的です。
ただ、見栄えがあまりよくないというのがデメリットです。
また、後述するキッチンペーパーや新聞紙よりも吸水性に優れています。

キッチンペーパー

料理などで使うキッチンペーパーです。
こちらも汚れたらペーパーごと捨てるだけなので掃除が楽で衛生的です。
ペットシートと同じくあまり見栄えがよくありません。

新聞紙

新聞を取っている方なら捨ててしまうものを再利用できるので経済的です。
ただ、新聞紙に使われているインクが生体に悪影響を与える可能性があるという話もあるのでなるべく避けた方がいいでしょう。

また、水に濡れた状態だとインクが生体へ色移りすることもあるそうです。

人工芝

主に庭などに敷く人工的に作られた芝生のことですが、床材として使用することもできます。汚れたら丸洗いすることが可能で、衛生的でもあります。
安く販売されているものもあるので、コスパもいいです。
また、アレルギーの心配もないことも大きなメリットです。

しかし、人工芝のデメリットとしては劣化することが挙げられます。
紫外線を必要とする生体にはUVランプやバスキングライトを使用することになるかと思いますが、高温や紫外線に当てられ続ければそのうち風化していきます。そうなってくると芝がパラパラと落ちてしまったり、千切れてしまうこともあります。

爬虫類用床材

砂や土、植物のヤシ殻やクルミを砕いたものなどかなり沢山の種類があります。
消臭機能に期待できるものも多くありますよ。

また、砂系のものの一部は水分を多く含んだ餌や濡れた生体の体にくっついてしまうことがあります。
誤飲してしまうと腸閉塞や拒食などの原因になるので、給餌の際は一度ケージから出してから与えるなどの工夫が必要です。

まとめ

いかがでしたか?
床材にも様々な種類があるので色んなレイアウトに合わせることができます。

筆者は蛇はペットシート、トカゲは人工芝で飼育していました。
一時期はサンドを使用していたのですが、誤飲の多さから人工芝にしましたが、見栄えも問題なく、何より丸ごと水洗いできるのが衛生的ですよ。