フクロモモンガを飼うときに必要なグッズ7選

フクロモモンガという小動物を知っていますか?ペットショップや触れ合いカフェでも目にすることが多くなり、人気が高まっています。大きな瞳で人懐っこいかわいいフクロモモンガをお迎えするために最低限揃えておきたい飼育グッズを紹介します。また、お迎えしてから困ったという声が多い注意点も解説します。

フクロモモンガの飼育グッズ①ケージ

フクロモモンガを飼育するためのケージが必要です。フクロモモンガは本来高い木から木へと滑空する生き物ですので、飼育する際もある程度高さのあるケージを用意します。フクロモモンガ用として販売されているものも増え、ワイヤーのケージやアクリルのケージなど様々な種類があります。

フクロモモンガの飼育グッズ②床材

フクロモモンガはトイレのしつけは難しいと思ってください。おしっこもうんちも止まり木や側面に掴まってすることが多いので、床材を敷いて基本的には毎日交換します。多くのケージには引き出しタイプになっていますので、ペットシーツや床材用おがくず、新聞紙などが使用できます。

フクロモモンガの飼育グッズ③ポーチ・寝床

フクロモモンガの寝床には、布製のポーチや木製の小屋を用意します。フクロモモンガは有袋類で赤ちゃんの時にお母さんのおなかの袋の中で育ちますので、袋上の寝床が好きです。多頭飼いするのであれば、最初は頭数分の寝床を用意してあげるとよいでしょう。

フクロモモンガの飼育グッズ④回し車

ハムスターを飼うときに使うような回し車の大きめのものを選んでケージ内に設置してあげましょう。フクロモモンガや夜行性ですので、電気を消して人間が寝ている間も元気に活動しています。運動不足でストレスを溜めないためにおすすめです。

フクロモモンガの飼育グッズ⑤エサ入れ・給水器

飼育する際に必ず必要なのがエサ入れと給水器です。エサ入れは陶器製のものが衛生的でおすすめです。重さもあるので倒れにくいのも特徴です。ペットショップで専用のものの他にも、100均の食器コーナーでも手ごろなサイズのエサ入れが手に入ることがありますので探してみてくださいね。

給水器はいつでもフクロモモンガが水を飲みたい時に自由に飲めるように設置します。購入したケージに取り付けやすく、水の交換がしやすいものを選びましょう。

フクロモモンガの飼育グッズ⑥止まり木・ステージ

止まり木やステージはケージを購入する際に付属している場合もあります。爪の伸びすぎを防止したり、かじり木用のものも販売されています。木製なので、おしっこが染み込んでしまうことがあります。洗って天日干しをしても臭いが気になるようであれば、新しいものに交換しましょう。

フクロモモンガの飼育グッズ⑦温度計・暖房器具

フクロモモンガだけではなく他のペットを飼う際も温度計と寒さ、暑さ対策は必要です。厳密には、温度と湿度がわかる温度計を選ぶと良いでしょう。フクロモモンガは暑さよりも寒さに弱い動物ですので、特に暖房器具は必要です。爬虫類用の天面におけるパネルヒーターや電球のものなどがあります。

フクロモモンガを飼う時の注意点

人間に懐きやすく、ペットとして人気があるフクロモモンガをお迎えする前にいくつか注意点を知っておきましょう。

注意点①鳴き声と騒音

小動物とはいえ、寂しいときや仲間を呼ぶ時に「アンッアンッ!」と鳴きます。ペット可の物件や一軒家であればさほど気にはならないと思いますが、近所の方への迷惑にならないよう配慮が必要です。また、回し車を飛ぶように走ってまわすので、寝室にケージを設置する際は音が気になるかもしれません。

注意点②臭い

前述したように、フクロモモンガはトイレのしつけは難しいです。ケージ内のあちこちで排泄をしますので、掃除をこまめにしてあげないと臭いがきつく感じるようになります。網状のケージを使用する場合は、ケージの周りに食べカスや排泄物の飛び散り対策が必要です。ステージや寝床用のポーチも汚れたら新しいものに交換し、最低でも1ヶ月に1回はケージを丸洗いして天日干しをしてあげましょう。

まとめ

フクロモモンガをお迎えする前に最低限揃えておきたい飼育グッズを紹介しました。飼育していると、100均やホームセンターに行っても「これ入れたら喜びそうだなあ」と、入れてあげたいものがどんどん出てきます。狭いケージの中ですが、色々工夫してケージ内の飼育環境を充実させてあげてくださいね。