この時期、いつもの食欲が落ちる猫ちゃんが多く、なぜご飯を食べないのだろう、と悩んでいる飼い主さんも多いようです。そんな悩みを感じている方のために、いくつかの方法と工夫をまとめました。

猫も人間と同じ?ご飯を食べて元気になろう

猫も人と同じで、ご飯を食べないと元気がなくなります。猫は元気な時は自分でご飯が欲しいと意思表示をしますが、元気がなくなってしまっている時は、自分からの意思表示をしなくなってしまうことがあります。

そんな時は、こまめに食欲が湧くように工夫をすると少しずつ食べる量が元に戻っていきます。

・手の上に好きなご飯をのせて、ゆっくりと匂いを嗅がせるようにして食べるように促しましょう。一口食べるとあとはゆっくりでも食べ始めます。

・通り道にご飯を置いてみましょう。ふと、食べるのを思い出すようです。

・ドライフードとウェットフードを交互に与えてみましょう。

元気になれば、自分でちゃんと食べるようになります。それまでいつもより少しだけ、必要な量を食べるように見守ってあげましょう。

水分補給をさせましょう

熱中症も気になる季節です。また、水分が不足していると排泄にも影響が出てしまいます。

通り道などにも、何箇所かに水飲み場を用意してあげると、自分で補給をしてくれますので、水のみボウルを設置することをオススメします。

とにかく猫はご飯に飽きる

人と同じように同じご飯に飽きてしまう猫ちゃんたちです。飼い主さんによって、3種類を交互に・・・などと工夫をされているようです。好みも猫ちゃんによって、マグロが好き、チーズ味が好き、ささみ味が好き、白身魚が好き、などと違います。好みを中心に、いろんなキャットフードを取り混ぜてあげなければならないのに、飼い主さんもストレスなくできる方法を見つけましょう。

好きなものだけをあげるのは簡単ですが、気になるのは必要な栄養ですね。ドライフードの方が栄養素を管理するのは容易ですが、ぱたっとドライフードに飽きてしまい、食べなくなる猫は多いようです。続けて食べさせる工夫としてはいくつかあります。

・ドライフードに好きなウェットフードやささみを混ぜる。混ぜることで、ドライフードも一緒に食べてくれます。上に乗せるだけだと、そこだけ食べてしまいますので、適度に混ぜましょう。

・お腹が空いている時は、ドライフードを食べさせましょう。ウェットフードなどはおやつと考えてあげましょう。

・ドライフードでも、味と栄養素のバランスをみて1日の必要な量をあげましょう。

大事なのは、飼い主さんがストレスを感じない程度にケアをすることです。無理やり食べさせることは出来ないので、すぐに食べない時には置いてしばらく見守ったりしながらがいいと思います。

運動させてお腹を空かせましょう

特に若い猫は、運動不足からの食欲ダウンが起こりがちのようです。ご飯をあげるのと同じくらい、遊ばせてあげることも必要です。お気に入りのご飯と同じように、お気に入りのおもちゃを見つけましょう。

運動させることで、よく眠り、よく食べる。。。人と同じですね。

ペットフードも腐りやすい梅雨時

梅雨時は食中毒を起こしやすい時期です。ペットフードの管理にも気をつけて、飼い主さんも猫ちゃんも元気に過ごしましょう。

マメに、冷蔵庫への保存や、ペットフードの保存場所、餌の出しっ放しに注意をしましょう。

まとめ

今回は、猫ちゃんの食欲が落ちたときなどに効果的なフードの与え方についてまとめてみました。

みなさんも飼っている猫ちゃんの食欲が心配なとき、これらの方法を実践してみてくださいね!