私は、猫を2匹飼っています。
黒猫(10歳くらい、オス)とチャトラ(7歳くらい、オス)です。
黒猫がよく吐く体質で、何回か病院でレントゲンや血液検査をしてもらいました。
何時もは吐き気止めだけの対処療法でしたが、先日、1日に5回も吐いたので病院に連れて行くと、レントゲンと血液検査をした結果、便秘が原因ということがわかりました。
どういうことなのでしょうか?

便秘が続くと怖い病気になる

猫の便秘は2日続くと「便秘」と定義付けられるそうです。
黒猫はレントゲンを撮るたびに「便秘ですね、ガスもたまっています」といわれてきました。
しかし、今回は「ちょっと便の量が多いです。もしかしたら巨大結腸症になるかもしれないので薬をだしますね」といわれました。
便秘が長く続くと食用が落ちたり、体重の減少、脱水症状などをおこすこともあるそうです。
また、あまりにも便秘がひどくてそのすき間から液状の便がでてきてそれを下痢だと勘違いすることもあります。
この場合、何度もりきむことで、粘膜を刺戟して便に血や粘液がまじることもあります。

巨大結腸症の原因

巨大結腸症の原因はいろいろありますが、その一つに「慢性的な便秘」があげられます。
たしかに黒猫は慢性的な便秘です。
結腸に便がたまったままだと時間がたつごとに便の水分は吸収され、固い便になってしまいます。
そうなると固すぎるため排泄されずらくなります。
その結果、排せつされない固い便が大腸にたまることによって結腸がのばされた状態(巨大化)となって、結腸の蠕動運動の動きも弱くなって便秘を繰り返すという悪循環を生みます。

巨大結腸症の治療法

私の所の猫は、まだ巨大結腸症にはなっていなかったので、下剤(目薬のような形で甘いようです。口をあけさせて10滴ほど1日に2回を5日間続けました)をもらいました。
他にも浣腸させたり、獣医師が肛門から便をかき出す「摘便」をおこなったりします。
どうしても暴れてしまう猫には麻酔をしておこないます。
そして、脱水症状がある場合は、水分や電解質を補う点滴をおこないます。
また、食物繊維を含んだ食事療法や便秘になりにくい処方食を与えたりします。
こうした、内科的治療で症状が改善されない場合は、外的治療を行います。
結腸がかなりのびていたり、一部壊死していたりして老いる場合は開腹して縫い詰める外科手術を行います。
人間のように食物繊維をあげていいかわからないし、マンションなので運動もできない(いつもねています)どうすればいいか悩んでいました。
チャトラとじゃれているときくらいが運動といっていでしょう。
もともと運動音痴で少し高い場所に上ろうとするとおちたり(しかも着地できない)、そんな子にキャットタワーやおもちゃ(遊びつくしたらしくあまり興味を示さない)をやってもいいのかとも悩んでいました。
あれから1か月半近くたちますが、最近は毛を吐くようになりました。
なのでつかまえてブラッシングをしてあげるのが日課になりました。
チャトラの方はあまり吐かないので、していないですがたまに黒猫がチャトラの毛をなめているというほほえましい光景に出くわします。
「仲いいのかな」と思う反面、日向ぼっこの場所取りで喧嘩したりとどっちなんだろうと思うことがあります。

便秘を予防するにはどうすればいい?

日ごろから便秘にならない食生活を送らせることが一番です。
バランスのよい食事や適度な運動で肥満にならないことを気を付けましょう。
特に、子宮を摘出したり、去勢した猫は太りやすいです。
私のところの2匹も去勢したせいかお腹がぽっこり出ています。
また、猫はきれい好きなので、トイレをきれいにしておくことも必要です。

まとめ

私のマンションは幸い日曜以外はごみ収集車がくるので、2日に1回はトイレをきれいにしています。
でも便秘はあまり改善されたとはいえそうにないです。
多頭飼いなので、どれが黒猫のフンなのかわかりません。
チャトラは毎日しているようなので(なぜか報告に来る)安心しているんポですが黒猫はあまり見ないので心配です。
高齢で両腎臓に石をもっているので心配です。
でも最後まで可愛がってあげようとおもっています。

 


この記事を書いた人
florairecielo

2匹の猫(黒猫と茶トラ)をかっています。甘えたな黒猫とツンデレな茶トラの間で毎日楽しく過ごしています。たまに黒猫が体調を崩して病院に駆け込むこともありますが、最後まで見守っていこうと思っています。