こんにちは!
めめけ英語塾の「めめけ」と申します!
今、このページをご覧になっているみなさんは、どのように検索してここまでたどり着きましたか?
「英語 苦手」「英語 勉強法」など…でしょうか?
いずれにせよ「英語がどうしようもなく苦手で、最初の最初から分からない。何をすればいいかも分からない。」という方が多いでしょう。
もしそうであれば、
あなたは非常に素晴らしいです!
なぜって、「苦手だから何とかしたい、という気持ちと意思があるから」です。でなければここまでたどり着くことはできませんからね。
正直なところ、勉強にモチベーションや意思はとんでもなく重要です。私は何よりも一番重要だと思っています。
たとえ勉強時間がいくら長くても、たとえ効率のいい勉強法を実践したとしても、乗り気じゃなければ全く身につきません!すべてムダです。
ただ、今のあなたはやる気があります。
その気持ちさえあればあとは勉強するのみです。
そしてこのページをご覧になっている方は、きっと中学生~高校生くらいの年齢層が多いと思います。
そうであれば非常に好都合です。
このサイトの管理人であるめめけが、これまで数多くの中学生の勉強を指導してきた中で感じたこと、考えた勉強法などをこちらに載せていきます。
ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。
中学英語でまず初めにやるべきことは?
答えを単刀直入にお伝えします。
「単語の暗記」です!
なぜなのか、理由をお話ししましょう。まずは下の英文を見てください。
He works at a small bakery in the village.
どうでしょうか。読めましたか?
ここで大事なのは「単語」をいかに知っているかが、文章を読めるかどうかのカギになるということです。
上の文章で使用したおもな単語を抜き出すと、このようになります。
単語 | 意味 |
He | 彼は |
work | はたらく |
small | 小さい |
bakery | パン屋 |
village | 村 |
彼は、はたらく、小さい、
パン屋、村…
どうですか?なんとなく「彼は村にある小さいパン屋ではたらいてるのかな?」と予想できませんか?
そうなんです。実は文法がまったく分からなくても、単語が読めるだけである程度予想ができちゃうんです。
正直、「暗記はだるい。」と思いますよね。
はっきり言います。
英語が出来る人はみんな、単語をバッチリ暗記しています。
英語が出来る人は、単語暗記でめちゃくちゃ努力しているから点数が高いのです。
ですので、英語を理解するためには単語暗記は必要不可欠なのです。
頑張って暗記していきましょう!
英単語暗記をするにあたって
さて、いざ単語暗記を始めるとしても、不安な方は多いと思います。
それもそのはず。
中学英語だけで覚える必要のある英単語は1500以上あると言われています。
「暗記が不得意なのに覚えきれるだろうか…」
「書けるようになるだろうか…」
と、こう思われるでしょう。
そこで、はじめは英語→日本語の暗記練習をしましょう!
理由は明確です。
みなさん、漢字の暗記も「書き」より「読み」の方が得意ですよね?
おそらく「書き」より「読み」の方が簡単だ、と思っている方がほとんどでしょう。
英語も同じ!いきなりスペルを書けるようにしなくてもいいので、まずは英語を見て、日本語で読めるようにしましょう。
「なんだか読みならポンポン覚えられるぞ!」と自信がついてきたら、そのあとにスペルに挑戦するほうが、やる気が出て勉強が続けられると思いますよ。
暗記ってどうやるの?
さて、暗記が最優先なのはみなさんに共通していえることですが、暗記方法は人それぞれです。
人によって向き不向きがあるので、いろいろと試して、一番やりやすい・覚えやすいと感じた方法で継続していくのがベストです。
そこで、オススメの暗記方法をいくつかご紹介したいと思います。
ノートで暗記する方法
ノートに自分の手で単語や意味を書きながら暗記していくのが一番のおすすめです。
方法の一例としては以下の通りです。
①ノートを開き、ページを3つにわけるように縦に2本線を引く
(左4センチ、まん中10センチ、右4センチくらいに分けるといいでしょう。)
②教科書をひらいて、覚えたい単語(スペル)をノートの左側に書きだす
③覚えたい単語の読み方を、教科書の後ろの「索引」で探す
(教科書のうしろは、教科書に載っている単語を探すための辞書になっています。)
④探したら、右側に答えを書いていく
⑤左と右を確認しながら、単語と意味を覚える
(目標時間を設定して、時間内に覚えるようにチャレンジしてみましょう。)
⑥単語のテストをする
右側の答えを隠しながら左側の単語をみて、空いているスペースに答えを書きましょう。
⑦答え合わせをし、間違えた問題は引き続き暗記→テストを繰り返す
どうでしょうか。
文章で分かりにくかったらすみません。
ノートで暗記するのが一番取り組みやすい方法だと思いますので、ぜひ挑戦してみてください。
単語帳で暗記する方法
単語帳は100円ショップや文房具店に売っています。
手のひらサイズで、おもて面も裏面もまっしろなものが多いです。
基本的な使い方は以下の通りです。
①おもて面に単語のスペルを書いていく
②裏面に単語の読み方を書いていく
③先頭から順番に、おもて面を見ながら読み方を答える
④間違えた単語にバツをつけていき、一番後ろまで1周する
⑤2週目以降はバツのついている単語のみ答えていく
このように繰り返し進めていけば、やがてすべての単語が読めるようになります。
シンプルですが昔から使われている便利なグッズなので、ぜひ活用してみてください!
赤シートで暗記する方法
暗記学習には赤シートも便利です。
こちらも100円ショップや文房具店に売っています。
赤シートを用いた暗記方法は以下の通りです。
①覚えたい単語のスペルを黒色のペン・シャーペンなどで書く
②覚えたい単語の読みをオレンジ色のペンで書く(ここが重要です!!)
③赤シートを重ねると読み(答え)だけが消えるので、覚えたい単語の読みをテストしていく
ここでポイントとなるのが、答えはオレンジ色のペンで書くことです。
赤色のペンだと、赤シートの色合いとの関係で、ものによっては消えないことがあります。
オレンジであれば確実に赤よりも薄い色のため、消えたように見えます。
覚えたい言葉(答え)は必ずオレンジ系のペンで書くこと!
どの単語から覚えるべき?
さて、先ほど中学校で覚えるべき単語は1500語以上あるとお話ししました。
それだけ膨大な量ですから、当然単語にも「この単語は真っ先に覚えるべき」「この単語は後回しでもOK」といった「優先度」が存在します。
この答えは、あなたが今何年生なのかによります。
1年生の場合
まだ中学英語を学習して間もない1年生。
でも実は、中学校3年間の中でもっとも大量の英単語を学習するのは1年生なんです。
この1年間で600語以上を習得する必要があります(NEW HORIZONの場合)。
そんな1年生の皆さんは、以下を参考に優先度をつけてください。
①テストが近い場合
テスト範囲を確認し、テスト範囲の単語を優先的に暗記してください。
「読み」の暗記が出来たら「書き(スペル)」にも挑戦しましょう。
②テスト関係なく自学したい場合
これまで習った単語を、教科書のはじめから順番に覚えていってください。
ただし「太字」で記載されているものを優先してください。
細字で載っている単語は重要度が低い場合が多いためです。
また、教科書のはじめの方は「park」「school」など、中学3年間で見る機会が非常に多い単語ばかり載っています。
2年生の場合
2年生は「部活で中心となる学年」ということもあってか、勉強では1年生ほど重要な単語は多くありません。
それでも1年生同様、非常に重要な単語を多く学習する学年です。
そんな2年生の皆さんは、以下を参考に優先度をつけてください。
①テストが近い場合
テスト範囲を確認し、テスト範囲の単語+これまで習った動詞(原形)を優先的に暗記してください。
というのも、2年生の単元は「未来形」や「不定詞」など、動詞暗記が必要な単元ばかりです。
動詞の原形はもちろんのこと、できれば過去形なども復習しておくのが理想です。
②テスト関係なく自学したい場合
まったく覚えてないという方は1年生の最初から戻って暗記してください。
ただし「太字」で記載されているものを優先してください。
細字で載っている単語は重要度が低い場合が多いためです。
とぎれとぎれに覚えている場合は、教科書を振り返り、分からない単語をノートや単語帳にまとめる作業をおこないましょう。
めんどうでも繰り返すことで最終的に「抜け」が無くなり、点数につながりますよ!
3年生の場合
3年生は夏の中体連を最後に、学業に専念する学年です。
ただ、英単語に関していえば3年間の中でもっとも重要な単語が少ない学年です。
そのため、これまでの1~2年生で習った単語を総復習する学年ともいえます。
そんな3年生の皆さんは、以下を参考に優先度をつけてください。
①定期テストが近い場合
テスト範囲を確認し、テスト範囲の単語+これまで習った動詞を優先的に暗記してください。
動詞は原形だけにとどまらず「原形」「過去形」「過去分詞形」「ing形」の4点セットをおさらいしましょう。
②入試まで余裕がある場合
・これまで習った動詞の原形/過去形/過去分詞形/ing形
・「比較」の単元で出やすい形容詞/副詞の比較級/最上級
・1~2年生の教科書に載っている単語
・連語(いくつかの単語がセットで一つの意味になる言葉)
これらの「読み」「書き」を重点的に学習しましょう。
③入試まで余裕がない場合
・これまで習った動詞の原形/過去形/過去分詞形/ing形
・「比較」の単元で出やすい形容詞/副詞の比較級/最上級
・1~2年生の教科書に載っている単語
・連語(いくつかの単語がセットで一つの意味になる言葉)
これらの「読み」だけを学習しましょう。
とにかくどの学年も「教科書の太字単語」と「動詞」は超重要!!
必ず覚えてテストに臨みましょう。
さいごに
思いつく部分は一通り記載しましたが、
もし不明点やご要望があれば追記していく予定です。
英語勉強や英単語暗記の参考になれば嬉しいです。
アラサー塾経営者です。白猫と黒猫を飼っています。英語の教科書のまとめをしつつ英語を勉強中。英語の教科書内容やペット情報など、気になったことをまとめていきます。
長文トレーニングはどうするのでしょうか?
例えば東京都の2022年度の公立高校の入試の場合,リーディング部分(38分)の英文は1960ワードです。初読18分,図表3分,英作文4分,解くことに13分(再読も含)を費やした場合,初読に必要な読解速度は110ワード/分です。
英作文は長めの自由英作文が出題されています。
ちなみに教科書の英文は,中3でも本文全体で2500ワード程度です。
学校では教科書以外の英文はほとんど読まないようですが,入試は長文読解中心です。
コメントありがとうございます。
長文読解の練習方法も後ほど掲載予定です。
(ただし、あくまで今回の単語暗記方法も、後ほどアップ予定の長文読解方法も一例ですので、色々な方法を試して自分に一番合ったものを見つける必要があります。)
先に要点のみ記載しておきますと、
①「だれが」「だれと」「どこで」「なにを」などの文のカタマリを見つけ斜線で区切って読む。
②文章問題で問われやすい(答えとなりやすい)名詞をかこむ。
③ある程度読み進めたら、空いているスペースに要点やメモを書きこむ。
などが挙げられます。
また、鈴木様がご提示してくださった通り、入試等での長文読解問題に時間を費やす割合は非常に高いと思います。
そのため「単語暗記」が最優先ではありますが、次に入試のために練習してほしいのは「長文読解問題」であることは間違いないです。
(都道府県にもよるとは思いますが、単語のスペルが書けなくとも読めさえすればほとんどの問題を解くことができる&配点が高いためです。)
書店にも「英語長文読解」に特化したワークが売っている為、長文読解を学習したい場合は書店のワークから進めてみるのも手です。
塾に通われている方であれば、塾と相談することで「塾専用テキスト」を販売してもらえるケースもありますので、ぜひ相談してみてください。
ご回答ありがとうございます。
ご指摘のように長文読解では語彙不足がネックになりますが,文科省は語彙などの支援を活用して早期から読解トレーニングをすることを推奨しています。
語彙も覚えながら,合わせて長文読解トレーニングもしていくのがよいとのことです。
以下のような教材はどうでしょうか?
https://www.eevideo.net/kyotu/school.html
ちなみに NEW HORIZONの本文のワード数は,中1-2023ワード,中2-2457ワード,中3-2489ワードです。